キング・カルと樫の木 (詩)

〔解説〕

キング・カルは、ロバート・E・ハワード(一九〇六〜一九三六)によって生み出された数多くのヒーローのひとりです。カルを主人公にした作品は、ハワードの生前には「影の王国」と「ツザン・トゥーンの鏡」の二編しか発表されませんでしたが、死後、遺稿も含めて一冊にまとめられ、何度も刊行されています。一九九七年にはユニバーサルで映画化もされました。主演はテレビシリーズ「ヘラクレス」のケビン・ソーボ。対する闇の女王を演じるのはあの「レリック・ハンター」のティア・カレル。「ザ・コンクエスト〜征服大王カル」の題名でビデオも国内販売されています。

若い頃、アトランティス大陸から逃亡してきたカルは、剣と戦斧の腕だけを頼りに、異国ヴァルーシアの王の座に登りつめました。この翻訳は、作家の川又千秋さんが学生時代にガリ版刷りで発行していた個人誌「えぬ」の第9号(一九七〇年)に載せていただいたもので、今回その拙訳に手を入れずそのまま掲載しました。

なお、キング・カル・シリーズのうち生前に発表された上記二作についてはそれぞれ一九八四年と一九七一年に翻訳が出ていますが、いまは入手困難です。

〔翻訳履歴〕

「N」第9号(一九七〇年三月一日)掲載

〔コミック版〕

〔著作権について〕

著作権の保護期間は著作者の死後五十年までです。ロバート・E・ハワードは一九三六年に亡くなっているので、一九八六年で本作品の著作権は消滅しています。

〔お願い〕

リンクは自由に張っていただいてけっこうです。転載や再配布はご遠慮ください。

〔原作〕

原題:The King and the Oak
作者:Robert E. Howard
初出:Weird Tales, February, 1939
再録:Dark of the Moon (August Derleth, 1947)
   King Kull, by Robert E. Howard and Lin Carter (Lancer, 1967)
   Kull, by Robert E. Howard (Bantam, 1978)

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